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上本町わたなべクリニック

電話でのお問い合わせはTEL.06-6772-0075

〒543-0037 大阪市天王寺区上之宮町1-15
近鉄大阪上本町駅14番出口から徒歩3分。
ホテルアウィーナ大阪の正面、
ドンキホーテ上本町店の西隣です。



メディア関係者専用のページです。



上本町わたなべクリニックが、BCG日本株ワクチンを行っている現時点での科学的オピニオン

結論
上本町わたなべクリニック渡邊章範医師が考える武漢肺炎ウイルスに対する2重の予防策(2020年6月1日現在)

自然免疫を
上げる方法
BCG接種
獲得免疫を
上げる方法
(十分な中和抗体の得られる)
新型コロナウイルスワクチン接種



1.日本におけるBCGワクチン接種の現況
大阪市では、現在、結核予防のための定期接種として6か月の乳児に保健所でのBCG接種を行っています。現在は、保健所以外では行っていません。対象者は、お住いの管轄する保健所にて接種してください。大阪・関西は、先進国(G7)の国の中では珍しく、結核が多い地域です。BCGワクチンは、必須と思ってください。

上本町わたなべクリニックでは、開院以来足掛け15年にわたり、総合診療科の一環として、予防医学である、ワクチン外来・トラベルクリニックを開設していました。当時は、ワクチンが、予約してからの接種がほとんどで、在庫を抱えてのほぼ予約なしでも当日ワクチン接種ができるシステムを作りました。ワクチン外来・トラベルクリニックは、自由診療のため、有料です。尚、BCG以外の大阪市民の定期接種は無料で行っています。15年間の努力が実を結び、現在、関西最大級のトラベルクリニックになりました。

ワクチン外来・トラベルクリニックを行っていると、多くのBCGが必要な方が来院されます。年齢も0歳児から高齢者まで様々です。これまで衛生状況が極めて悪い環境の国に渡航し、衛生状況が極めて悪い人たちと直接接触する人たちの予防も行ってきました。BCGワクチンそのものが強いワクチンであることもあり、特に一般的に日本国内で行われていない成人に対するBCG接種は、多くの経験とノウハウが必要となります。


2.武漢肺炎ウイルスの感染と死亡と、BCGワクチン接種の相関関係について
2020年の武漢肺炎ウイルスのパンデミックにより、BCGワクチン接種国と非接種国では、感染者数・死亡者数ともに、5~10倍の開きがあるという疫学的な相関関係をしめす結果が報告されています。特に日本株とソ連株が効果的であるという相関関係が出ています。

BCGワクチン非接種国のスペインは、BCGワクチン接種国のポルトガルの感染者数・死亡者数ともに、およそ5~10倍です。実際スペイン人が来院され、BCGワクチン未接種のため、当院でBCGワクチンを接種されました。

同様に、日本株BCGワクチン非接種国のイランでは、新型コロナウイルスの感染者・死亡者がオーバーシュートしていますが、日本株BCGワクチンを接種しているイラクでは、明らかに少ないです。

1998年にBCGワクチンの強制接種を中止した旧西ドイツ地区では、ソ連型BCGワクチンを接種している旧東ドイツ地区の新型コロナウイルスの感染者・死亡者が少ないです。

このような例は、明確な科学的根拠は不明ですが、多くの国で相関関係が報告されています。因果関係については研究中です。


3.BCGワクチンのオフターゲットについて
オフターゲットとは、当初の目的であるBCGワクチンの結核予防効果以外の効果を言います。実際に日本では、BCGワクチンは、膀胱がんの治療にも使用されています。また、肺がんや喘息や寄生虫にも効果があるのではないかという報告があります。新形コロナウイルスについては、新型コロナウイルス感染者にBCGワクチン接種でウイルス量が減ったという報告がありますが、現段階では、人数も少なく、本当に、BCGワクチンの効果かどうかは不明です。現在、至急に研究がされています。

そして、BCGワクチンは、接種後およそ15年、免疫系の活性化作用があることが科学的にわかっています。免疫系が活性化すると、一般的に感染症やがんに対して有効に働きます。ただし、しかし、新形コロナウイルスやその他の感染症やがんに対して、効果があるのか、どの程度あるのかについては、現在、科学的に証明できていないので不明です。


4.BCGワクチン接種を反対する医師について
主に4つの理由を反対意見としています。
①BCGワクチン接種を自由診療で行うと、子供の定期接種のワクチンがなくなる。
②慣れていない医師によるBCGワクチン接種で事故が起きた例がある。
③新形コロナウイルスに対する効果は、科学的に証明されていない。
④WHOが推薦しないといっている。


5.上本町わたなべクリニック院長の反論
反対意見をする医師は、研究や科学を語るうえで最低限度である博士号を持っていなかったり、BCGワクチンの経験がなかったり・乏しいと推測されます。BCGワクチン接種をしたことがない医師のほうが圧倒的に多いです。そもそも医師でもないのに医学博士だけ持っていているだけの人もいます。

①BCGワクチン接種を自由診療で行うと、子供の定期接種のワクチンがなくなる。
→上本町わたなべクリニックでは、ワクチン外来・トラベルクリニックにおいておよそ15年の自由診療による必要な方への接種を行っています。必要な方の在庫もそろえています。2020年ににわかに始めたわけではなく、製造元もトラベルクリニックでの需要は想定内ですので、新規にBCG接種をするところがなければ、子供のワクチンがなくなることはありません。

②慣れていない医師によるBCGワクチン接種で事故が起きた例がある。
→ワクチン外来・トラベルクリニックにて、およそ15年にわたる乳幼児から成人までの接種に多くの経験とノウハウがあります。確かにBCGワクチンは強いワクチンのため、注意が必要です。にわかに経験の乏しい医師が接種して、事故があったことを根拠に、BCGワクチンを接種することを一律で否定するのは、非科学的です。これでは、経験の少ない外科医が手術で事故を起こせば、その手術は日本中で行うことができなくなります。

③新形コロナウイルスに対する効果は、科学的に証明されていない。
→新型コロナウイルスのワクチンの無い状況下では、免疫を上げることは、一般的に新型コロナウイルスに限らず、他の感染症やがんにも効果があります。さらに、自粛生活が続くと鬱っぽくなって、免疫力は低下する可能性が高いです。パンデミックの緊急事態の状況下では、数少ない新型コロナウイルス予防の選択肢の一つといえます。しかし、新型コロナウイルスに対するワクチンがない現在、BCGワクチンによる、免疫増強は、予防法として効果的と考えます。武漢肺炎パンデミックの緊急事態において、自分の感染や命を守る方法として、その時の科学水準から考え適切なことをするのが正しい医療者です。なお、ノーベル生理学・医学賞を受賞された、山中伸弥教授もBCGに対して意見を述べています。【・BCG接種をしている国は、新型コロナウイルスの感染者数や死亡者数が少ない(傾向はみられますが、BCG接種が新型コロナウイルスの感染に影響するという科学的な証拠は今のところありません)】

④WHOが推薦しないといっている。
→WHOをあなたは信じますか?武漢肺炎パンデミックの経緯から、WHOの無作為による人災ではないでしょうか?テドロス事務総長に100万筆の除名要求が出たのももっともだと考えています。


6.そもそも、大阪・関西では、結核予防をこの機会に再確認する必要があると考えています。

武漢肺炎は、インフルエンザとは違いかなり強敵であることが徐々に明らかになってきました。科学的根拠も多くの実験が出そろい、効果がある研究や効果がない研究など様々な結果から、初めて、導き出されるもので、数年単位のかなりの時間を要します。1度の研究ですべて答えが出るわけではありません。オーストラリアでの治験は、オランダ株のため結果が芳しくないでしょう。オランダでも治験が始まっています。明確な科学的根拠が出るまで待っているうちに、感染や死亡したら意味がありません。免疫力を上げるといっても、通常その状態を保つことは困難です。そもそも、大阪・関西では、結核予防をこの機会に再確認する必要があると考えています。


7.武漢肺炎ウイルスは、獲得免疫よりも、強い自然免疫のほうが重要ではないかという説が最近出てきています。

新形コロナウイルスは、新型なので、だれもその全容はわかっていません。様々な研究の結果数年もしくは10年単位で、さまざまなことが少しずつ明らかになってくるでしょう。もし、自然免疫が、獲得免疫よりも効果的であれば、免疫賦活化作用のあるBCG接種は期待ができます。自然免疫が上がれば、新型コロナウイルスだけでなく、他の、ウイルスや細菌や寄生虫などの微生物や様々ながんに対して、個々の病気に対して効果があるか・あったとしてどれくらいなのかは科学的な証明はされていませんが、現時点で、BCG以外で免疫賦活化作用を上げる方法はないため、海外渡航者や基礎疾患(特に高血圧・心臓病・血管疾患肺疾患・糖尿病・ガンなど)や高齢などリスクの高い人については、一つの選択肢だと考えます。そもそも、現段階では、獲得免疫を上げるワクチンは存在していません。なお、すべての希望する人にBCG接種を行っているわけではありません。問診や検査等の上で、医師が可能と判断した人のみに接種が可能です


8.上本町わたなべクリニック渡邊章範医師の2020年5月20日での武漢肺炎ウイルスに対する2重の予防策の考え方

①およそ15年の免疫賦活化作用をもたらすBCG接種。(これは、新型コロナウイルの研究の一つ一つの論文の結果によって変わるものではありません。)
②獲得免疫を得るための新型コロナウイルスのワクチン(現時点では、ワクチンは開発されていない。できたとしても効果が弱い可能性も指摘されっている。これはできないとわからないし、効果的なものができるかもしれない。そもそもワクチンが作れない可能性もある。)

結論
上本町わたなべクリニック渡邊章範医師が考える武漢肺炎ウイルスに対する2重の予防策(2020年6月1日現在)

自然免疫を
上げる方法
BCG接種
獲得免疫を
上げる方法
(十分な中和抗体の得られる)
新型コロナウイルスワクチン接種


※ワクチンの接種は自己責任です。よく考えて受診してください。



■結核に関する緊急寄稿の紹介
◎「BCGは新型コロナによる死亡率の軽減に寄与している可能性がある」
と最新研究
松岡由希子7/14(火) 18:20配信から引用

2020年7月9日に「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」で発表された予備調査では、「BCGワクチンは新型コロナウイルス感染症による死亡率の軽減に寄与している可能性がある」とし、「BCGワクチンが新型コロナウイルス感染症に作用するメカニズムを解明する必要があるとともに、新型コロナウイルス感染症の重症化防止へのBCGワクチンの有効性についても検証すべきだ」と説いている。



緊急寄稿
◎新型コロナへのBCG仮説を中心に諸因子を考える 新型コロナ、日本の低い死亡率は“幸運”だから?: JCHO東京山手メディカルセンター徳田均著より引用 (日経メディカル2020/06/16)

COVID-19の死亡率にこれほどの差があり、今世界的にその理由が探られている中で、最も説得力の高い理論の一つと思われるこの仮説(*BCG仮説を指す)が、わが国では、ほとんど認知されていないということである。単に地域が一致しているだけで、それは偶然であり、それ以上の科学的理由はないと見なされ、あまつさえ、最近出たイスラエルからの否定的な論文をもって、もうとどめは刺されたと言わんばかりの論が感染症専門家からも発せられている。そのような誤解を解くためにも、この説が多くの科学的知見に基づいた、説得力の高いものであることをここでぜひご説明したい。









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