取扱いワクチン
| 狂犬病ワクチン | A型肝炎ワクチン | B型肝炎ワクチン |
| 日本脳炎ワクチン | 破傷風ワクチン | 腸チフスワクチン |
| 髄膜炎菌性髄膜炎ワクチン | 不活化ポリオワクチン | コレラワクチン |
| MMR (3種混合ワクチン) | MR (2種混合ワクチン) | 水痘ワクチン |
| T-dap (混合ワクチン) | ダニ媒介脳炎ワクチン | DPT-IPV (混合ワクチン) |
| プレベナー (乳幼児用肺炎球菌) | ニューモバックス (成人用肺炎球菌ワクチン) | BCG |
| 麻疹 | 風疹 | 流行性耳下腺炎 (おたふく・ムンプス) ワクチン |
| インフルエンザワクチン ※年間を通して接種可能 | Hibワクチン |

狂犬病曝露後ワクチン

狂犬病の発生は、一部地域を除き全世界に分布しており、年間約5万人以上が死亡する感染症です。発症すると、ほぼ100%死亡します。
狂犬病は犬に咬まれて発症する症例が全体の9割以上を占めますが、アライグマ、スカンク、キツネ、コウモリなどの野生動物に咬まれることでも感染が成立します。また咬まれる以外にも引っかかれたり傷口、目や口の粘膜をなめられたりすることで感染するケースもあります。
海外先や日本国内で狂犬病の恐れがある動物に噛まれたらどうすればよいのか
- 患部の洗浄、止血などの処置
・傷口の洗浄および消毒、止血などの創処置をおこないます。
- 抗生物質の服用
・噛まれた犬や猫の口の中にはブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌が常在しています。それらの対する抗生物質の処方をおこなっております。
- 狂犬病ワクチンと破傷風ワクチンの接種
・狂犬病の恐れがある動物に噛まれた場合、速やかに狂犬病ワクチンを接種することが死亡のリスクを減らすことができます。破傷風は土壌に生息している細菌で、傷口に破傷風菌が入り込み潜伏期間を経て、筋肉の痙攣や硬直などの全身症状を引き起こす可能性があり、狂犬病ワクチンと一緒に接種することを推奨しております。
当院では予約なしで患部の処置やワクチン接種をおこなえます。診察時間内にお越しください。
予防接種を受ける前にお読みください
・体調の良い時に受けて下さい。
・麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘などにかかったあとは、治ってから30日以上間隔を開けて下さい。
・風疹の予防接種は、既婚の女性の場合、妊娠していないことを確認の上受けて下さい。
・37.5度以上の熱がある場合は、接種できませんので、できましたら体温を計って来て下さい。
・ツベルクリン反応検査は、48時間後に判定を行います。そのため、判定日が、日曜日・祝日にななる場合はできません。
海外旅行・海外留学・出張など出入国者の増加によって世界的に感染者数が増え、それに伴いワクチンの数が足りない中ワクチンの確保に努めています。 当院ではワクチンの数と予防接種の種類の幅を広げるため輸入ワクチンも取り扱っております。ワクチンを接種するということは、「予防接種によって得られる効果がある反面、副反応が起きる可能性もある。」ということをご理解いただいた上で、接種に臨んでいただくようお願い致します。
ワクチン接種による副反応に関しては自己責任となります。
ただ当院で取り扱ってるものは、国外で多数の接種実績があり重篤な副反応が起こることは極めて稀ですが気になる方は診察時、医師にお聞き下さい。
輸入ワクチンとは
日本国内で利用可能なワクチン2種類あります。
■製造販売業者からの承認申請に基づき承認を得て流通しているワクチン
■国内での製造販売承認を得ていない未承認ワクチン(輸入ワクチン)
輸入ワクチンとは、すでに海外で安全性・有効性が証明され広く一般的に使用されてますが、日本では申請に基づく承認がされていないワクチンのことです。
