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上本町わたなべクリニック

破傷風ワクチン


破傷風ワクチン接種の案内

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上本町わたなべクリニックでは、
破傷風ワクチン接種を行っています。

土壌に住む菌で、日本国内でも土木作業に関わる方などは、必須のワクチンです。原則として、10年ごとに接種が必要です。海外旅行や海外赴任では、基本的には全員が行うワクチンです。特に、東北地方やタイなどでの復興支援などに関わる方、国内外で発掘調査に関わる方などには、必須のワクチンとなります。


★流行地★

破傷風は、創傷部位(怪我などをした箇所)で嫌気的に発育をする破傷風菌が産生する神経毒により生じる急性中毒性疾患です。破傷風菌は世界中の土壌に広く分布しています。

この菌は空気にさらされると発育できません。

世界中で年間100~200万人以上(過半数は新生児)の発生が報告されており、わが国でも毎年100例前後(大多数は成人)の報告があります。



★感染経路★

交通事故などの外傷や、動物による咬傷(こうしょう)時に、傷口についた土や木片などから破傷風菌が体内に侵入して感染成立する経路や、熱傷、人工妊娠中絶、ピアス、覚醒剤注射に伴う感染、出産時の臍帯不潔処理による新生児感染などがあります。



★潜伏期間★

3日~3週間程度ですが、傷口の程度や感染者の免疫状態にも影響されます。



★症状★

肩こりや舌のもつれ、顔がゆがむなどで発症、開口障害に進展します。放置すれば全身けいれんや、呼吸困難により死に至る可能性が高くなります。



★治療法★

傷口を大きく開いての洗浄や消毒など、外傷時の初期治療が重要です。発症予防としてワクチン(トキソイド)追加接種を、また感染の危険性がとくに高いと判断された場合には抗破傷風免疫ヒトグロブリン投与が必要です。
発症後は、刺激を避け、鎮静薬の投与や人工呼吸が必要となることもあります。



★予防法★

予防接種が有効です。昭和43年から三種混合ワクチン(DTP)が一般的に接種されていますが、幼小児期に三種・二種(DT)混合ワクチンを受けられた方でも、10年以上経過した場合には免疫が低下している可能性があり、未接種の方も含めトキソイド追加接種(ブースター)により免疫能を維持する必要があります。副反応のため予防接種が一時期中断されていた経緯もあり、昭和50年前後に出生の方は母子手帳や医療機関などで接種の有無を確認してください。なお、自然感染による免疫成立は認められていません。

予約不要です。診察時間内にお越しください。

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