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上本町わたなべクリニック

虫刺され

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newseo光ニュースKトレンドかんさい「ヘルスケアナビ」から上本町わたなべクリニック渡邊章範院長が『虫刺され・デング熱』について取材を受けました。平成27年7月30日(木)eo光チャンネルにて(17:00~17:15)(20:00~20:15)(21:00~21:15)(22:~23:00)(23:45~24:00)平成26年8月1日(土)(23:00~)平成27年8月2日(日)(11:00~)放送
されました。

⇒ メディア出演

①蚊に刺された

蚊のメスが人を刺すときに唾液と麻酔成分を注入し、人の血液を吸う。これがかゆみの元で、乳児から小児は、即時型アレルギー反応を起こし、すぐにかゆくなる。成人では、遅延型アレルギー反応によりかゆみを感じるので、翌日に噛まれたことに気が付くことが多い。乳児では、遅延型アレルギー反応もおこる。触ったり、たたいたり、罰点をつけたり、掻いたりすると、唾液成分が広がり、炎症を引き起こされる部分が広がる。掻きむしり過ぎて傷ができると、そこに細菌感染を起こし、さらにその細菌が皮膚のあちこちに広がる、飛び火の原因となる。水洗いの上、冷やすと良い。かゆみが強いときは、炎症を抑える塗り薬を使う。

蚊がウイルスに感染していると、さされた時に人にウイルスが入り、ウイルス疾患を引き起こすことがある。日本脳炎やマラリア、黄熱病などが有名である。最近話題になっているのが、2014年夏に関東地方で、デング熱ウイルスに感染した蚊にかまれて日本では66年ぶりに人がデング熱を発症したことである。2015年関西地方では、市町村が蚊を調べて、蚊がデング熱ウイルスを持っているかどうか調べたが、現時点では、見つかっていない。

蚊の活動範囲は、20メートル圏内といわれており、雨上がりの水に蚊が卵を産むため、不要な水溜りを作らないことが重要である。また、人をさすのは、産卵のためのメスの蚊で26度のときに刺しやすいといわれている。二酸化炭素や熱に集まる習性がある。外出時には、黒っぽい服は避け、長袖などで物理的に防護し、携帯用蚊取り線香を使うのが良い。家では、蚊取り線香などや虫除けスプレーも刺されないために効果的。

デング熱ウイルスを媒介する蚊は、ヒトスジシマ蚊で、東北地方の南部あたりまで広く日本に生息している。平成27年から一部の医療機関でデング熱に罹っているかどうかの検査ができるようになった。上本町わたなべクリニックでも行っている。

現在、日本で感染の可能性がある日本脳炎予防接種が可能である。アジアやアフリカに渡航する時は、マラリア、アフリカや南米に行くときは、黄熱病の予防接種が望ましい。



②蜂に刺された

ハチに刺されてアナフィラキシー反応が起こると大変危険である。ハチアレルギーの人もいるため、注意が必要である。(近日公開)



③アブに刺された

(近日公開)


(文責:著作権:上本町わたなべクリニック渡邊章範)

予約不要です。診察時間内にお越しください。















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