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機能性ディスペプシア

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機能性ディスペプシア(FDFunctional Dyspepsia)とは 

@定義

・FDとは胃の痛みや胃もたれなどのつらい症状が続いているにもかかわらず、検査を行っても器質的疾患が認められない疾患です。

・FDは食後のもたれ感と早期飽満感といった症状の食後愁訴症候群(PDS)と心窩部の痛みと灼熱感といった症状の心窩部痛症候群(EPS)の2つに分類されます。

・FDは機能性消化管障害(FGID)のうち機能性胃十二指腸障害の中に位置付けられています。

・FDに該当する臨床病名は時代とともに変化しています。(胃下垂・胃アトニー⇒慢性胃炎に伴う上腹部愁訴(慢性胃炎)⇒機能性ディスペプシア

・現在、日本ではFDに対応する保険病名がないため、胃炎や慢性胃炎と診断されています。平成25年ごろから機能性ディスペプシアが正式病名になる予定です。

A病因と病態

・FDの病因として、生活習慣、H.pylori、胃酸などが考えられていますが、不明な点もまだ多くみられます。

・FDの病態として運動機能障害、知覚過敏、心理的異常が考えられています。

・運動機能障害は胃排出遅延によって、胃前庭部の収縮の異常が起こり、胃もたれや膨満感、胃通が出現します。

・運動機能障害は適応性弛緩反応の障害によって胃における植物の貯留量が減少するため、少量の食事で満腹感が出現します。

・知覚過敏は食物による伸展刺激が胃の痛みなどの症状を出現させます。

・心理的・社会的要因はFGIDの定義に含まれていません。しかし心理的・社会的要因とFGIDとの関連性を示す有力なエビデンスは構築されつつあります。

B自覚症状の特徴

・FDの主な自覚症状は、胃の痛みや胃もたれなど、患者さんが「つらい」と感じる腹部症状です。

・FD患者が訴える症状は常に同じように出現するのではなく、時間経過とともに変化します。

・FDはNERDやIBSの症状とオーバーラップしやすく、それらの症状が併存しうることも少なくありません。

C疫学

・日本人のFD有病率は一般的に10%〜20%といわれています。

D診断基準

・FDは症状により診断される症候群です。

・FDの診断には問診などの聞き取り調査が重要です。但し、警告症状がある場合には上部内視鏡検査などの診断的検査が必要です。

・RomeVではFD診療アルゴリズムが作成されており、しかし日本と欧米では臨床症状が異なるため、日本にあった診療アルゴリズムが考案されています。

・RomeVの診断基準では規定された自覚症状を1つ以上有すること、器質的疾患がないこと、罹病機関が6カ月以上前であることをFDの定義としています。

・現在、日本においても診断ガイドラインの作成が検討されています。

・診断の補助、治療効果や症状推移の評価に質問票が有用です。

EFDと鑑別すべき疾患

・消化性潰瘍、胃炎、胃がん、胆石症などの疾患はFDと同様の症状を示すため、FDとの鑑別必要です。

・消化性潰瘍の症状は心窩部痛症候群(EPS)に類似しているため、上部消化管内視鏡検査等で潰瘍所見を確認することで鑑別できます。

・慢性胃炎の症状はFDと混同されやすく、上部消化管内視鏡検査等で炎症所見を確認することで鑑別できます。

・過敏症腸症候群(IBS)の症状は心窩部痛症候群(EPS)と類似していますが、疼痛が腹部全体に生じているか、便通異常を伴うか、排便で軽快するかどうかを診察することで鑑別できます。

・NERDの典型的症状である胸やけや心窩部痛症候群(EPS)の心窩部灼熱感と症状が酷似していますが、発症部位を診察することでFDと鑑別できます。

・AGMLの症状である心窩部痛はEPSでもみられますが、上部消化管内視鏡などにより異常所見を確認することでFDと鑑別できます。

・進行性の胃がん症状は食後愁訴症候群(PDS)に潰瘍を形成するタイプの胃がん症状はEPSに類似していますが、炎症所見の良悪性を判定することで鑑別できます。

・胆石症の症状はPDSやEPSに類似していますが、胆石の有無を腹部超音波検査等で観察することで鑑別できます。

・急性膵炎・慢性膵炎の腹部症状はPDSに類似していますが、血清アミラーゼ、尿中アミラーゼなどの生化学的検査や便状態の観察をおこなうことで鑑別できます。

F検査

・FDの診断検査には器質的疾患を除外するための検査とFDの病態を把握するための検査があります。

・器質的疾患を除外するための検査には、上部消化管内視鏡検査、腹部超音波検査、炎症反応を含む血液検査、便潜血検査、H,pylori感染検査などがあります。

・病態を把握する検査には13C呼気テスト、腹部超音波検査、アセトアミノフェン法といった運動機能検査やバルスタット法、MRI、ドリンクテスト、SPECT等があります。

G治療の考え方

・FDの治療目標は、自覚症状の改善・消失、QOLの向上により病態を改善させることです。

・FD治療の基本は病態説明からはじまり、患者・医師の良好な信頼関係の構築が重要で、治療に影響を与えます。

・患者にあった治療を考えることが重要であり、治療には病態の説明、生活指導、食事療法、心理療法、薬物療法を組み合わせて行います。

H主な治療薬

・FDの薬物療法では、消化管運動機能改善薬、酸分泌抑制薬、抗うつ薬・抗不安薬、防御因子増強薬などが症状に応じて使われています。

予約不要です。診察時間内にお越しください。

 

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